肩こりの原因は何?筋肉名と治療法:三郷市の新三郷かえで整骨院
首こり・肩こりの表層筋
- 僧帽筋
- 三角筋
- 棘下筋
- 小円筋
- 大円筋
- 前鋸筋
首こり・肩こりのインナーマッスル
- 頭板状筋
- 肩甲挙筋
- 小菱形筋
- 棘上筋
- 大菱形筋
新三郷かえで整骨院 – 僧帽筋のマッサージ
僧帽筋(そうぼうきん、Trapezius muscle)は、背中と首にある大きな三角形の筋肉で、背中の上部から首、肩にかけて広がっています。この筋肉は、構造、機能、役割、怪我や症状についてのいくつかの重要な情報を以下に示します。
構造:
- 僧帽筋は、上部、中部、下部の3つの部分に分かれています。それぞれの部分は異なる方向に走行し、異なる機能を持っています。
- 上部僧帽筋(trapezius pars descendens)は、頭から首のベースにかけて広がり、肩甲骨の上部に付着します。
- 中部僧帽筋(trapezius pars transversa)は、背中の中央にあり、肩甲骨の中央に付着します。
- 下部僧帽筋(trapezius pars ascendens)は、肩甲骨の下部から背中の中央に向かって走り、肩の上部に付着します。
機能:
- 僧帽筋は、肩甲骨の運動に重要な役割を果たします。上部僧帽筋は肩甲骨を上げ、中部僧帽筋は肩甲骨を中央に引き寄せ、下部僧帽筋は肩甲骨を下げる役割を担います。
- これらの動きは、肩の運動、姿勢の維持、腕の挙上など、日常生活やスポーツ活動で重要です。
役割:
- 僧帽筋は、肩と背中の安定性を提供し、上肢の運動に寄与します。特に、肩甲骨の適切な動きを調整して、肩関節の安定性を維持します。
怪我や症状:
- 僧帽筋の怪我は、首や肩の痛み、こり、痺れ、筋肉の弛緩、肩甲骨の動きの制限などの症状を引き起こすことがあります。
- 僧帽筋の怪我は、過度のストレス、急激な動作、姿勢の問題、筋肉の不均衡などが原因となります。
- 怪我を防ぐためには、適切な姿勢の保持、ストレッチ、筋力トレーニングが重要です。怪我を疑った場合は、専門家の診断と治療を受けることが大切です。
三角筋
三角筋(Trapezius muscle)は、背中と肩に存在する大きな三角形の筋肉で、体の上半分における重要な筋肉の一つです。以下に、三角筋についての詳細を説明します。
構造:
- 三角筋は、上部、中部、下部の3つの部分に分かれており、それぞれ異なる位置に付着しています。
- 上部三角筋(trapezius pars descendens)は、頭部から首の付け根にかけて広がり、肩甲骨の上部に付着します。
- 中部三角筋(trapezius pars transversa)は、背中の中央にあり、肩甲骨の中央に付着します。
- 下部三角筋(trapezius pars ascendens)は、肩甲骨の下部から背中の中央に向かって走り、肩甲骨の下に付着します。
機能:
- 三角筋は、肩甲骨の動きと姿勢の制御に関与します。
- 上部三角筋は肩甲骨を上げ、肩の周りの動きを助けます。
- 中部三角筋は肩甲骨を中央に引き寄せ、背中の筋肉を強化します。
- 下部三角筋は肩甲骨を下げ、肩甲骨の安定性を保ちます。
役割:
- 三角筋は、肩関節の適切な動きをサポートし、腕の挙上、持ち上げ、引っ張りなどの動作に寄与します。
- 姿勢の維持や背中の強化にも寄与します。
怪我や症状:
- 三角筋の怪我は、肩や背中の痛み、筋肉のこり、肩甲骨の動きの制限、肩関節の不安定感、痺れやしびれ、姿勢の変化などの症状を引き起こすことがあります。
- 怪我の原因は、過度の負荷、急激な運動、不適切な姿勢、筋力不足、けがなどが考えられます。
三角筋は、日常生活やスポーツで非常に重要な役割を果たす筋肉であり、その正常な機能と健康は全身の運動と姿勢に影響を与えます。怪我を予防するためには、適切な姿勢の保持、ストレッチ、筋力トレーニングが重要です。怪我を疑った場合は、医師や理学療法士に相談し、適切な治療とリハビリテーションを行うことが大切です。
治療法:マッサージ、磁気加振式温熱治療、干渉波治療、中周波治療、半導体レーザー治療、MENS治療、鍼治療、マイクロ波治療、ホットマグナー治療など
棘下筋
棘下筋(Supraspinatus muscle)は、肩の筋肉の中でも非常に重要な筋肉の一つで、肩関節の機能において重要な役割を果たしています。以下に、棘下筋についての詳細を説明します。
構造:
- 棘下筋は、肩甲骨の棘(supraspinous fossa)と呼ばれる部分から起こり、上腕骨の大結節(greater tubercle)に付着します。
- この筋肉は、肩甲骨の背面に位置し、三角形の形状をしています。
機能:
- 棘下筋は、肩関節の外転(arm abduction)と肩関節の上腕骨を外転から内転(arm internal rotation)へと変える動作をサポートします。
- また、棘下筋は肩関節の安定性を維持し、肩の上腕骨を上腕骨頭窩(glenoid fossa)にしっかりと保持する役割も果たします。
役割:
- 棘下筋は、肩の運動において最初に関与する筋肉の一つで、肩を上げる動作を始める際に重要な働きをします。
- 肩の運動全体の安定性と調整に寄与し、肩関節の適切な動きを確保します。
怪我の症状:
- 棘下筋の怪我は、通常、肩の痛みや機能の制限を引き起こします。主な症状には以下が含まれます。
- 肩の前または外側に痛みがある
- 肩を上げる動作が痛みを伴う
- 肩の運動の制限
- 肩の力を入れると痛むことがある
- 痛みや不快感が特定の動作や活動で増悪する
小円筋:腱板損傷の筋肉
小円筋(Subscapularis muscle)は、肩関節の周りに存在する筋肉の一つで、肩の動きと安定性に寄与する重要な筋肉の一つです。以下に、小円筋についての詳細を説明します。
構造:
- 小円筋は、肩甲骨の下面に位置し、肩甲骨(scapula)の下部から起こります。
- この筋肉は、上腕骨の内側にある結節(greater tubercle)に付着します。
- 小円筋は広い平面の筋肉で、肩甲骨の下面を覆うように広がっています。
機能:
- 小円筋は、肩関節の内転(arm internal rotation)と内側への運動を担当します。
- また、肩甲骨を背中に引き寄せる働きもあり、肩の安定性を高めます。
- この筋肉は、肩関節の正常な動きと機能に寄与し、日常的な活動やスポーツで必要な動作を可能にします。
大円筋:腱板損傷の筋肉
大円筋(Latissimus dorsi muscle)は、背中の広い部分に存在する大きな筋肉で、背中の主要な筋肉の一つです。以下に、大円筋についての詳細を説明します。
構造:
- 大円筋は、脊柱の下部から仙骨、骨盤、肋骨、肩甲骨まで広がる大きな平面状の筋肉です。
- この筋肉は、上腕骨の大結節(greater tubercle)に付着します。
機能:
- 大円筋は、肩関節の内転(arm internal rotation)、伸展(arm extension)、外転(arm external rotation)と、上腕骨を体の前方から後方に引く動作(肩のアドアクション、arm adduction)を担当します。
- この筋肉は、肩甲骨を後ろに引くことで、上腕骨を体の中央に引き寄せます。
- 大円筋は、背中や腰、肩の力強い動きに関与し、特に引っ張る動作や持ち上げる動作に重要な役割を果たします。
役割:
- 大円筋は、日常生活やスポーツ活動において、特に肩関節と背中の安定性を提供し、上半身の多くの動作に関与します。
- 腕の動きやトーション、背中の強化、肩関節の安定性維持に寄与します。
怪我の症状:
- 大円筋の怪我は、通常、肩や背中の痛み、筋肉のこり、運動制限、力の低下、痺れなどの症状を引き起こすことがあります。
- 例えば、過度の負荷、急激な運動、不適切な姿勢、筋力不足、けがなどが原因となります。
- 怪我の程度に応じて、痛みや運動制限が軽度から重度まで変動することがあります。
治療法:マッサージ、磁気加振式温熱治療、干渉波治療、中周波治療、半導体レーザー治療、MENS治療、鍼治療、マイクロ波治療、ホットマグナー治療など
前鋸筋:肩こりがひどくて息苦しくなる筋肉
前鋸筋(Serratus anterior muscle)は、胸郭の下部から肋骨にかけて広がる筋肉で、背中から胸部にかけて走る特徴的な筋肉の一つです。以下に、前鋸筋についての詳細を説明します。
構造:
- 前鋸筋は、第1から第9または第10の肋骨の内側面から起こり、肋骨の外側に広がります。
- この筋肉は、胸郭の内側から前方へと向かって走り、肩甲骨の内側縁に付着します。
機能:
- 前鋸筋は、肩甲骨を胸郭に密着させ、肩甲骨を背中から胸部に引き寄せる役割を果たします。
- この筋肉は、腕を前方に伸ばす動作や、腕を上げる動作において重要な役割を果たし、正確な肩の動きと安定性を提供します。
役割:
- 前鋸筋は、肩甲骨の正確な運動を確保し、腕を適切に上げる動作や、前方に伸ばす動作において協力します。
- この筋肉は、肩関節の適切な位置と姿勢を維持し、肩の運動を効果的にサポートします。
- また、前鋸筋は胸部の外側の筋肉として、胸郭の拡張を助け、呼吸運動に寄与します。
怪我の症状:
- 前鋸筋の怪我は、通常、肩や背中、胸部の痛み、特に運動時に痛みを伴うことがあります。
- 他の症状には、肩甲骨の不安定感、肩の運動の制限、炎症、腫れ、筋肉の弱点、痺れ、しびれなどが含まれます。
- 怪我の原因は、急激な運動、過度の負荷、不適切な姿勢、筋力不足、けがなどが考えられます。
頭板状筋:肩こりがひどくなると頭痛を引き起こす筋肉
「頭板状筋(rhomboid muscles)」は、背中に存在する筋肉のグループで、主に肩甲骨(scapula)と背骨(spine)の間に位置します。この筋肉は、上部と下部の2つの主要な部分に分けられます:上部頭板状筋(rhomboid major muscle)と下部頭板状筋(rhomboid minor muscle)です。
以下に、頭板状筋についての詳細を説明します。
構造:
- 上部頭板状筋(rhomboid major)は、肩甲骨の内側縁から起こり、背骨の中背部に付着します。
- 下部頭板状筋(rhomboid minor)は、肩甲骨の内側縁から起こり、背骨の上部に付着します。
- これらの筋肉は菱形の形状をしており、肩甲骨と背骨をつなぎ、背中の安定性と動きを制御するのに役立ちます。
機能:
- 頭板状筋は、肩甲骨の動きを制御し、肩甲骨を背中に引き寄せる役割を果たします。この動作は「肩甲骨のアドアクション(scapular adduction)」と呼ばれます。
- これらの筋肉は、腕を前に伸ばす動作や、腕を体側に引っ張る動作において重要な役割を果たし、肩関節の安定性を提供します。
肩甲挙筋
肩甲挙筋(Levator scapulae muscle)は、肩甲骨(scapula)と頸椎(neck vertebrae)に存在する筋肉で、肩甲骨の上部を持ち上げる役割を果たします。以下に、肩甲挙筋についての詳細を説明します。
構造:
- 肩甲挙筋は、第1から第4の頸椎(頚椎)から起こり、肩甲骨の内側上部に付着します。
- この筋肉は、細長い形状をしており、頸椎から肩甲骨に向かって斜めに伸びています。
機能:
- 肩甲挙筋の主要な機能は、肩甲骨を上方に持ち上げ、背中を伸ばすことです。
- この筋肉は、頭部を傾けるときや肩を持ち上げるときにも働き、特に頸部の動きに関与します。
小菱形筋:肩甲骨の内側のこり
小菱形筋(Rhomboid minor muscle)は、背中に存在する筋肉の一つで、肩甲骨(scapula)の内側縁に沿って走り、大菱形筋(Rhomboid major muscle)と共に肩甲骨の動きと姿勢の制御に重要な役割を果たします。以下に、小菱形筋についての詳細を説明します。
構造:
- 小菱形筋は、第2から第5の背骨の棘突起(spinous processes)から起こり、肩甲骨の内側縁に付着します。
- この筋肉は、大菱形筋と共に、背中に菱形状の形状を作り、肩甲骨の運動を制御します。
機能:
- 小菱形筋の主要な機能は、肩甲骨を背中に引き寄せることです。この動作は「肩甲骨のアドアクション(scapular adduction)」と呼ばれます。
- また、この筋肉は肩甲骨を下方に引く動作もサポートします。
棘上筋
棘上筋(Supraspinatus muscle)は、肩の筋肉の中でも重要な筋肉の一つで、肩関節の機能において重要な役割を果たします。以下に、棘上筋についての詳細を説明します。
構造:
- 棘上筋は、肩甲骨(scapula)の背面にある棘上窩(supraspinous fossa)から起こり、上腕骨(humerus)の大結節(greater tubercle)に付着します。
- この筋肉は、肩甲骨の背面に位置し、三角形の形状をしています。
機能:
- 棘上筋は、肩関節の外転(arm abduction)と肩関節の上腕骨を外転から内転(arm internal rotation)へと変える動作をサポートします。
- また、棘上筋は肩関節の安定性を維持し、肩の上腕骨を上腕骨頭窩(glenoid fossa)にしっかりと保持する役割も果たします。
大菱形筋:肩甲骨の内側が凝る筋肉
大菱形筋(Rhomboid major muscle)は、背中に存在する筋肉の一つで、肩甲骨(scapula)の内側縁に沿って走り、肩甲骨の動きと姿勢の制御に重要な役割を果たします。以下に、大菱形筋についての詳細を説明します。
構造:
- 大菱形筋は、第1から第5の背骨の棘突起(spinous processes)から起こり、肩甲骨の内側縁に付着します。
- この筋肉は、小菱形筋(Rhomboid minor muscle)と共に、背中に菱形状の形状を作り、肩甲骨の運動を制御します。
機能:
- 大菱形筋の主要な機能は、肩甲骨を背中に引き寄せることです。この動作は「肩甲骨のアドアクション(scapular adduction)」と呼ばれます。
- また、この筋肉は肩甲骨を上方に引く動作もサポートします。
これらの首こり・肩こりの治療は三郷市、吉川市、越谷市周辺でエキテンランキング埼玉県1位に輝いた実績のある新三郷かえで整骨院で行っております。